MOG-A1菌が土壌に、葉圏に菌糸を伸ばしてバイオフィルムを形成すれば
この菌と共生して菌社会を作る菌以外の菌は、バイオフィルムのエリアには侵入、生息、繁殖できない。
空中から落下する病害菌の胞子も発芽できない。
根圏、球根、塊根の表面にMOG-A1菌のバイオフィルムが形成すれば、土壌病害菌は生息繁殖できない。
そういうことで、他の微生物より逸早くMOG-A1菌のバイオフィルムを根圏、葉圏に形成させれば、
完全無農薬栽培は可能となる。
右写真は、MOG-A1のバイオフィルム形成を、厚さをコントロールした状態である。
非常に重要な技術で、完全無農薬栽培の根幹技術である。
世界で初めて開発した画期的技術である。
MOG-A1菌による完全無農薬栽培。
最も重要な技術は、圃場の根圏、葉圏にMOG-A1菌の
バイオフィルムを形成させ、これを人為的に自由自在にコントロール
することである。
これまでの微生物農業資材が、全然効果が見られないものがほとんど
であるが、圃場での菌の定着、コントロール技術が無いからである。
菌の世界も生存競争に明け暮れている。
場所確保に死にもの狂いである。
圃場に病原菌が生息して困るが、病原菌から見ると・・・
病原菌がようやく獲得した安住の地である。
オイシイ・・・エサの「作物」を・・・人間が植えたに過ぎない。
宿主になるエサになる植物が無ければ、病害菌はやがて死ぬ。
弱い菌なのである。